【パリ五輪】アーティスティックスイミング千曲市出身 和田彩未選手と長野市出身 小林唄選手も躍動 日本は3位発進の好スタート
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パリオリンピックで県内出身の和田彩未選手と小林唄選手が出場するアーティスティックスイミングのチームテクニカルルーティンが日本時間の6日未明に行われました。
この競技は7日のフリールーティンと今大会から追加された8日のアクロバティックルーティン、3つのルーティンの合計点を争います。
日本は6日、3位とメダル獲得に向けて好スタートを切りました。
千曲市出身の和田彩未選手と長野市出身の小林唄選手が出場したアーティスティックスイミングのチームテクニカルルーティン。
「テクニカルルーティン」は5つの決められた技=規定要素を盛り込む演技で、日本は2月の世界選手権で銅メダルを獲得しています。
「うた~あみ~がんばれ~!!」
長野市のアクアウイングではパブリックビューイングが行われ、2人の所属クラブを中心におよそ60人がエールを送りました。
長野ASクラブの後輩は
「今までの練習の成果を世界に見せつけてほしいです」
長野ASクラブの後輩は
「メダル取ってほしいです!」
中学生の時から2人を指導してきた内山まゆみコーチも見守る中…。
日本の演技テーマは「雷」。序盤、リフトをダイナミックに成功させると、その後も、無呼吸状態での連続した足技=ハイブリッドでは高さを出しながら息の合った動きを見せます。
実況「雷ポーズも出てきます」
演技を締めくくるのは16個の連続した足技。
実況「電光石火の足技!」
スピード感のあるパワフルな演技で会場を沸かせた日本。当初、足技の一部で大きく減点されて6位でしたが、審判への抗議が認められ、得点が修正されて3位となりました。1位は金メダル候補の中国、2位はスペインです。
長野ASクラブの後輩は
「どんな順位になるかドキドキしていたけど足技とか成功した時は自分もうれしくなりました」
長野ASクラブ内山まゆみコーチ
「required elements(決められた技)は2人ともミスなく、そこはちゃんとできていたと思います。あすのフリーで挽回できる可能性はたくさんありますし、まだまだメダルは期待できると思います」
メダル獲得に向けて好スタートを切った日本。フリールーティンは日本時間の7日午前2時半から行われ、8日のアクロバティックルーティンを含めた3種目の合計点によって順位が決まります。