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役目終えた列車を使って消防が救助訓練 車体を切ったり車両持ち上げる訓練も

2024年11月25日 18:16
役目終えた列車を使って消防が救助訓練 車体を切ったり車両持ち上げる訓練も

松本市では列車事故に備え、実際に走っていた車両を使った救助訓練が行われました。

救出のため、窓ガラスを割り…。開かない扉をこじ開ける隊員。訓練に使われたのは実際に今月3日まで走っていて廃車が決まっている列車です。松本市のアルピコ交通上高地線の新村駅構内で行われ、松本広域消防局から高度救助隊員など20人が参加しました。

アルピコ交通の協力のもと、消防との連携強化を図る狙いがあります。

隊員たちは電動カッターで車両の一部を切り取ったり…、エアージャッキを使っておよそ30トンある1車両を持ち上げるといった訓練を行いました。

松本広域消防局 渚消防署 新井和広署長補佐
「救助隊が所有している救助機材の効果確認が一番の目的となります」8:53「今までこういう訓練を実際にやったことがないので非常に感謝しています」

松本広域消防局では今後の救助活動に生かしていきたいとしています。

最終更新日:2024年11月25日 19:34