9日開幕 OMF=セイジ・オザワ松本フェスティバル オーケストラのリハーサル始まる 沖澤のどかさんタクトを振る
8月9日に開幕するOMF=セイジ・オザワ松本フェスティバルを前に6日からオーケストラ コンサートのリハーサルが始まりました。
R. シュトラウス:交響詩《ドン・ファン》作品20
OMF=「セイジ・オザワ松本フェスティバル」で史上初めて首席客演指揮者を務める沖澤のどかさんがタクトを振るオーケストラコンサートAプログラムのリハーサル。今年2月に亡くなった総監督の小澤征爾さんが生前、沖澤さんの才能を高く評価し、首席客演指揮者に指名しました。
6日のリハーサルには、サイトウ・キネン・オーケストラのメンバーおよそ90人が参加。沖澤さんは力強く腕を動かしたり、タクトを繊細に振ったりしてオーケストラと一体となって演奏しました。
♪R. シュトラウス:交響詩《ドン・ファン》作品20
OMF首席客演指揮者沖澤のどかさん
「何か自分を鼓舞するときに選ぶドン・ファンはそういう思いがとてもある。背中を押してもらうというか、音楽があふれ出る、そういう曲なのでこの特別な松本の夏にふさわしいと思って選びました」
セイジ・オザワ・松本フェスティバルは8月9日から9月4日までで沖澤さんが指揮するオーケストラAプログラムは8月10日と11日に予定されています。また、8月17日には小澤征爾さんの生涯を振り返る特別イベントも開かれます。