景勝地「寝覚の床」木曽川に転落 愛知県の19歳自衛官の男性行方不明 捜索も見つからず 上流では11月観測史上最大の雨量を記録
木曽郡上松町の景勝地、「寝覚の床」を流れる木曽川で3日から行方不明になっている19歳の男性の捜索が5日も行われましたが、発見には至りませんでした。6日も捜索を続ける予定です。
男性が行方不明になっている木曽川では5日も警察と消防が午前7時20分からおよそ30人態勢で寝覚の床から読書ダムまでの下流17キロの範囲で捜索しました。行方が分からなくなっているのは愛知県名古屋市に住む19歳の自衛官の男性です。
男性は3日、上松町の木曽川が流れる寝覚の床に同僚と4人で訪れていました。このうち2人が3日午後2時前に川に転落し、1人は自力で川から上がり軽いけがでしたが、もう1人の男性の行方が分かっていません。
上流の木曽町では行方不明になった前日、24時間に130ミリを超える雨が降っていて、11月として観測史上最大を記録していました。当時、川は増水していたとみられています。
5日は午後4時まで捜索を行いましたが、発見には至らず、手がかりも見つかっていません。6日もきょうと同じ規模での捜索を予定しています。
■松本市安曇■
一方、11月2日夜には松本市の上高地への道中にある駐車場で東京都の78歳の女性が川に転落したとみられ、行方不明になっています。
5日も捜索が行われましたが、こちらも発見には至っていません。6日も捜索を予定しています。