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9歳の息子の手足を縛りストーブ用の柵の中に閉じ込め逮捕監禁の罪に問われた両親に懲役2年6か月の実刑判決 川邊裁判官「悪質で、動機に酌量の余地はない」

2024年11月25日 18:08
9歳の息子の手足を縛りストーブ用の柵の中に閉じ込め逮捕監禁の罪に問われた両親に懲役2年6か月の実刑判決 川邊裁判官「悪質で、動機に酌量の余地はない」

小学生の息子への逮捕監禁の罪に問われた小県郡の両親に対し、25日長野地裁上田支部は懲役2年6か月の実刑判決を言い渡しました。

逮捕監禁の罪に問われたのは小県郡に住む28歳の母親と34歳の父親です。判決によりますと、今年6月から9月にかけて当時9歳だった小学生の息子の寝相が悪く安眠の妨げになるという理由から手足を縛り、口を布テープで塞いだ上、ストーブ用の柵の中に閉じ込めて脱出できないようにしました。

25日の判決で長野地裁上田支部の川邊朝隆裁判官は「閉じ込める行為は悪質で、動機に酌量の余地はない」として、懲役4年の求刑に対し懲役2年6か月の実刑言い渡しました。

2人の弁護人は控訴について「検討中」としています。

最終更新日:2024年11月25日 19:40