アマゾンジャパンに立ち入り検査 公取委
公正取引委員会がアマゾンジャパンに立ち入り検査に入ったことが関係者への取材でわかりました。
アマゾンジャパンが運営するサイト上では、同じ商品が複数の業者から出品されている場合、おすすめとして、「カートボックス」と呼ばれる場所に一つの商品のみが目立つよう表示されます。
関係者によりますと、アマゾンジャパンは「カートボックス」への掲載を希望する出品者に対し、他の通販サイトより低い販売価格を提示することや、アマゾンの有料の配送サービスや代金回収などを利用するよう要求していた疑いがあるということです。
公正取引委員会は、こうした行為は独占禁止法の、「優越的地位の乱用」にあたる疑いがあるとして、資料の分析を進めるほか、今後、出品業者から広く情報提供を求める方針です。
これに対してアマゾンジャパンは「公正取引委員会の調査に全面的に協力してまいります」とコメントしています。
最終更新日:2024年11月26日 14:47