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冬の定点観測①きたぎんボールパークに集う人々

 今月は冬の岩手の様々なスポットに集う人々をシリーズで紹介します。1回目は野球の新しい聖地、「きたぎんボールパーク」で定点観測をしてみました。どのような人々が集うのでしょうか?  2023年4月にオープンした盛岡市の「きたぎんボールパーク」。プロ野球も開催されるメインの「野球場」は、現在、冬休み中ですが、1月の3連休の日曜日、たくさんの人が集まりました。「きたぎんボールパーク」の冬の1日、プレイボール!  午前8時の開館を前に、スタッフの皆さんは準備に追われていました。開館と同時に、続々と利用者が訪れます。全面人工芝の「屋内練習場」では、野球やフットサルなど多目的な利用ができます。  この日は、中学生の野球の県選抜が強化練習をしていました。3月の東北大会に向け、練習にも熱が入ります。チームを率いるのは、就任5年目の「きくち」監督です。 菊池さん 「去年からこの会場を使わせてもらって、内野一面とれるっていうのが、なかなか無い環境なので、この中だとそんなに寒くなくプレーできるんで、すごくありがたいなと思ってます。段々に関係づくりもできてきているので、ぜひ東北優勝っていうのを明確な目標にして頑張りたいと思ってます」  練習場所が、もう1つ。「野球場」の「ブルペン」では投手陣が投げ込みをしていました。3レーンある「ブルペン」は、冬でも利用できます。 細川さん 「自分のチームにもブルペンがあるんですけど、人工芝と土と分かれているところで、このいい環境でやるのがあまり無いので、うれしいです。目標は、優勝時にマウンドに上がっていられるように頑張ります」 東北大会まで、あと少し!頑張ってください!  一般利用者で賑わっていたのが、「トレーニングルーム」。最新マシンがずらり!充実の設備の中で、思う存分体を鍛えることができます。 金岡さん 「それなりの金額のジムであればあるとは思うんですけどもやっぱり400円でこのぐらいの設備があるっていうのが、結構貴重ですね」  初めての利用者やトレーニングの仕方が分からない人でも大丈夫。専門のスタッフが丁寧に教えてくれます。体力作りのために通っている常連さんは… 藤村さん 「マシンもウエイトトレーニングも充実してますし、すごく楽しみながらやっております」 休みを利用してやってきた中学生は… 遠藤さん 「陸上の大会があるので、それに向けて下半身をトレーニング強化しています。キツいけど、もっと強くしなきゃないので、いっぱい追い込んでいきたいです」 皆さん 懸命に汗を流していました。  屋外にも元気な声が響いてきました。子どもたちの小さな野球場をイメージした「キッズスタジアム」。「2020東京オリンピック」で使った木材を再利用した遊具で、楽しく遊べます。 下雲さん 「やっぱりこういう、小さい子どもでも遊べるのがあると凄くやっぱり助かりますね、はい。日曜日とか結構来たりしますね。妻が仕事とかだとやっぱりこういう気兼ねなく遊べるのですごくありがたいですね、はい」  子どもたちの"遊び場"は屋内にも。 板垣さん「仲良く譲り合って使ってください」  子どもたちのお目当ては… 鈴木さん「ボルダリング登る所が楽しいです」 ボルダリングとネット遊具が繋がった「キッズボルダリング」。普段味わうことのできない体験ができます。子どもたちの様子は休憩スペースで見守れるので安心です。 "遊び場"の一角には、本棚が。その名も「ボールパーク図書館」です。 板垣さん 「ここにある本基本的に、スタッフの家で読まなくなった本とかを持ってきて、子ども用の本だけじゃなくてお母さん方とかも楽しめるように、収納術だとか(笑)置いたりしてたので楽しんでもらえたらなと思ってます」 遊び疲れたら絵本の"読み聞かせ"も楽しいですね。 この日、青森から来たという同級生を連れ、遊びに来た3人組。 下総さん 「中も外も遊ぶところがいっぱいあってすごく充実した施設だなと思います」相馬「自分も楽しめる(笑)難しいレベルの遊具とかもあるから楽しいです」3人「良かったです、寄ってみて良かった」 同級生との、久々の再会。子どもたちと一緒に遊んだ楽しい思い出に なりました。 別の家族「ありがとうございました。」スタッフ「バイバ~イ!」  野球だけにはとどまらない新たなスポーツと交流の場所。冬の「きたぎんボールパーク」に集うたくさんの笑顔に出会えました。

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