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【感染拡大】岩手県がインフルエンザ「流行警報」 過去3番目に早い発令 

2024年12月25日 18:10
【感染拡大】岩手県がインフルエンザ「流行警報」 過去3番目に早い発令 

 インフルエンザの感染状況です。新規感染者数が「流行警報」の基準を超えたため、岩手県は25日、流行警報を出しました。過去3番目の早さです。

 県感染症情報センターによりますと、22日までの一週間に県内の定点医療機関から報告があった季節性インフルエンザの患者数は1定点当たり32.54人と、流行警報の基準「30」を超え、県は25日、流行警報を出しました。記録が残る1981年から1982年のシーズン以降、過去3番目に早い発令です。

 保健所管内別では、多い順に中部が62.50人、宮古が43.00人、県央が36.89人と続いています。年代別の患者発生数では15歳未満が70%を占めていて今シーズンの学校などの休業措置は、24日時点でのべ132件と若年層で流行しています。

 また、新型コロナの新規感染者も7週連続で増加し、1定点当たりの平均で12.76人で季節性インフルエンザと新型コロナの感染が同じ時期に急増しています。

最終更新日:2024年12月25日 18:27