【岩手山】火山検討会 入山規制守るよう注意喚起も
岩手山の火山活動について話し合う検討会が岩手県庁で開かれ、火山活動の状況が報告されたほか、岩手山で一時遭難した人がいたことを受け、規制を守るよう注意喚起の声が出ていました。
検討会は、自然災害が専門の齋藤徳美岩手大学名誉教授を座長に、有識者などが参加して開かれています。
19日は岩手山の西にある黒倉山や秋田駒ケ岳の火山活動が高まっている状況が報告され、「今後も注視する必要がある」ことを確認しました。
また、入山が禁止されている岩手山で、3日前、県外から来た高齢の男性が登山中に一時、遭難しました。
これを受けて、齋藤座長は「遭難者を放ってはおけないが、二次被害を防ぐためにも規制は守ってほしい」と注意喚起していました。