【台湾の英雄】パリ五輪金メダル 台湾の女子ボクシング選手が盛岡の高校の生徒と合同練習 岩手県盛岡市
パリオリンピックの金メダリストで、「台湾の英雄」と呼ばれる女子ボクシング選手が17日、江南義塾盛岡高校で生徒と合同練習を行いました。
パリオリンピックのボクシング女子57キロ級金メダリスト、リン・ユーティン選手です。
17日は、リン選手ら台湾の強豪選手とスタッフが江南義塾盛岡高校を訪れ、ボクシング部員とスパーリングなどを行いました。
台湾とのボクシング交流は岩手国体の選手強化をきっかけに2015年から始まり、台湾の選手が盛岡を訪れるのは、今回で4回目となります。
リン選手も岩手を度々訪れていて、スパーリングでは、来月、東北高校新人大会に出場する2人の選手が、金メダリストから距離の取り方や足の使い方を学んでいました。
来月東北大会に出場する吉田拳都選手(2年)
「とにかく言えるのは、相手が強かった。それだけ」
パリ五輪金メダル リン・ユーティン選手
「パリ五輪で金メダルの夢を実現したので、喜びを再び岩手に来た時に恩返ししたい、お世話になった人たちにお礼を言いながら、やったぞ、といううれしさを分かち合いたかったので、再び(岩手に)帰ってきた」
世界一の選手との合同練習は高校生にとって、大きな刺激になった様子でした。