【男子】一関学院が優勝【女子】花巻東3連覇 全国高校駅伝岩手県予選 岩手・花巻市
高校生たちが、思いをタスキで繋ぎました。全国高校駅伝の岩手県予選が17日行われ、男子は一関学院が去年の雪辱を果たし優勝。女子は花巻東が3連覇を果たしました。
花巻市で行われた高校駅伝県予選。フルマラソンと同じ距離を7人でつなぐ男子の部は、合同チーム3チームを含め、17チームが出場しました。一関学院の連覇を28で止めた去年の優勝校・盛岡大附属は、1区からリードを奪います。
最も長い1区10キロで2年生エース・古川陽樹選手が先頭でタスキをリレーして、一関学院がおよそ30秒差で続きます。
3区も盛岡大附属がトップでつなぎますが、5区で一関学院が逆転。そのままの勢いで、盛岡大附属におよそ1分秒差をつけて2時間9分41秒でゴールし、去年の雪辱を果たしました。
菅原颯太主将
「僕たちだけの勝ちではなくて、去年、全国に行けなかった先輩たちの分も背負った勝ちだと思うので恥じない走りを全国で見せたい」
一方、およそ21キロを5人でタスキをつなぐ女子の部には、7チームが出場しました。序盤は2連覇中の花巻東と盛岡誠桜が争います。
1区で花巻東が区間新記録をたたき出しますが、負けられない盛岡誠桜は、2区区間賞の走りでトップに躍り出ます。
結局、花巻東が5区間のうち4区間で区間賞を取り、盛岡誠桜におよそ1分差をつけて大会新記録で3連覇を達成しました。
花巻東高校 角舘音緒
「3年連続で(全国大会を)走ることができると決まったのが嬉しい。今まで2年間経験していきたことをことしも走りに生かして目標である20番台を達成できるようにあと2か月頑張りたい」
一関学院と花巻東は、12月22日に京都市で開かれる全国大会に出場します。