新成人の消費者トラブルトップ3は? 親の承諾なしに契約できるようになるタイミングの相談が増加傾向
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国民生活センターによると、新成人の消費者トラブルに関する相談件数が年間約1万件と増加傾向にあります。
トラブルに遭う要因として、
- 契約内容を確認、理解しないままサインしてしまう
- 「絶対儲かる」といった甘い言葉に引き込まれる
- 断る際に「お金がない」と言うことで借金やクレジット契約をしてしまう
などがあります。
特に18歳や19歳は未成年から成人になるタイミングで、親の承諾なしに契約できるようになるため注意が必要です。
■相談の多いトラブル内容
新成人から寄せられる相談内容の上位3つ
![01 新成人からの相談](https://www.umk.co.jp/udoki/20250125_uf_0000_01.jpg)
- 脱毛エステ・・無料体験後、高額な全身脱毛コースを契約させられ、解約したいと申し出ると、初回施術料として高額な費用を請求される。
- 商品一般(架空請求)
- 内職・副業・・高額な代金を支払わされるケースも。
具体的な相談事例
10代女性の例
![02 相談事例 1](https://www.umk.co.jp/udoki/20250125_uf_0001_02.jpg)
無料エステ体験後、執拗な勧誘を受け、高額なコースを契約してしまった
10代男性の例
![03 相談事例 2](https://www.umk.co.jp/udoki/20250125_uf_0002_03.jpg)
無料でできるという副業を解約したが、解約料が発生すると言われた
きっかけはSNSから発生していることが多いのも特徴です。
消費者トラブルを防ぐためのポイント
![04 トラブルを防ぐポイント](https://www.umk.co.jp/udoki/20250125_uf_0003_04.jpg)
- 契約内容をしっかり確認
契約前に細かい条件や費用を必ず確認しましょう。「うまい話には裏がある」という意識が大切です。 - 怪しい勧誘は即断る勇気を
借金やクレジット契約を勧められても毅然と断ることが必要です。 - 相談窓口を活用
困ったときは、消費者ホットライン(188 いやや)へ。専門家が適切なアドバイスをしてくれます。
新成人を狙った消費者トラブルは身近な問題です。
「絶対儲かる」「勧誘なし」などの言葉に惑わされず、冷静な判断を心がけましょう。
トラブルが起きたら一人で悩まずに、信頼できる人や専門機関に相談することが被害を最小限に抑える鍵です。
最終更新日:2025年2月7日 7:00