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除夜の鐘に向け鐘楼のすす払い 立石寺(山形市) 住職「5類移行で参拝客も増えた。新たな気持ちで新年へ」

2023年12月30日 16:31
除夜の鐘に向け鐘楼のすす払い 立石寺(山形市) 住職「5類移行で参拝客も増えた。新たな気持ちで新年へ」

大晦日を前に、山形市の山寺で30日、除夜の鐘がつかれる鐘楼のすす払いが行われました。

山形市山寺の立石寺に建つ鐘楼堂の鐘は、災いを除いて福を招く「招福の鐘」と呼ばれ、年越しに合わせて除夜の鐘がつかれます。
すす払いでは山寺観光協会の会員や、普段、山寺の観光ガイドをしている「きざはし会」のメンバーが竹のほうきで天井のほこりを払いました。
そして、江戸時代末期に奉納されたとされる鐘を雑巾でふきながら、ことし1年の汚れを清めました。

立石寺・清原正田 住職
「新型コロナが5類に移行するまではどうなるのかという不安もあったがそれ以降参拝客の数も増えてきた。これで1年の掃除納め。新たな気持ちで新しい年を迎えたい」

すす払いの後には、立石寺に供えるためのもちつきも行われました。
大晦日、参道にはおよそ80本のろうそくに火が灯され、年が明ける15分前から除夜の鐘がつかれます。