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山形県・吉村知事「国スポ存続させるべき」 地方自治体の負担軽減が必要との考えも示す

2024年4月17日 13:45
山形県・吉村知事「国スポ存続させるべき」 地方自治体の負担軽減が必要との考えも示す

全国知事会長を務める宮城県の村井知事が国民スポーツ大会について「廃止も一つの考え方」と発言したことをめぐり、山形県の吉村美栄子知事は17日、「存続させるべきだが地方自治体の負担軽減が必要」との考えを示しました。

国民スポーツ大会をめぐっては、全国知事会の会長を務める宮城県の村井知事が4月8日の記者会見で、選手の派遣旅費のほか、開催地が限られる冬季大会の運営費などを挙げ、財政的な負担が大きいとして「廃止も一つの考え方」と発言しました。
これに対し、吉村知事は17日の定例会見で「国スポは存続させるべき」との考えを示しました。

山形県・吉村美栄子知事「県代表選手の活躍は県民に勇気と感動を与えてくれる。毎年度、持続可能な大会として開催されることが望ましいと考えている」

村井知事の発言についてはー。

山形県・吉村美栄子知事「財政負担とか、これから10年20年経ってどんどん人手不足になっていく中で警鐘を鳴らしてくれたものと受け止めている」

吉村知事はさらに、ことし2月に県内を会場に開催された冬季大会について、県や各市町村の経済的な負担が大きかったとして、国スポを存続させるためには財政負担などの見直しを進めるべきとの見解を示しました。