酒田港で発見された全裸の男性の変死体 遺留品捜索も発見できず 死因特定の司法解剖へ
山形県の酒田港で17日、裸の男性の変死体が発見されたことを受けて警察は18日も現場一帯で遺留品などの捜索をしましたが、男性が亡くなった状況や身元などにつながる有力な手掛かりは発見されていません。
17日午前8時10分ごろ、酒田市入船町の酒田港・南側で、男性が岸辺に倒れているのが発見され、その場で死亡が確認されています。
酒田警察署によりますと、男性は成人とみられ、衣服を身につけておらず、身元を特定できるものはありませんでした。
警察は、変死体として男性の身元や死因を調べています。
港湾内で発見されたことから、警察は「男性が港の外の沖合から流されてきた可能性は低い」とみています。
一方、この港湾は小牧川や新井田川などとつながっていて、男性が上流から流された可能性もあるということです。
身元の特定に向けて、警察は18h日、現場一帯や川の上流で潜水したり、警備艇はぐろを出動させて男性の持ち物などを捜索しましたが、有力な手掛かりの発見には至らなかったということです。警察は死因の特定に向けて今後、男性の司法解剖を行う予定です。