東根市の子どもたちが「車を解体」 リサイクルや部品の仕組みなどを知る体験学習
子どもたちが挑戦したのは、「車の解体」です。車の部品やその仕組みについて理解を深めてもらおうとユニークな体験学習が20日、東根市で行われました。
東根市の「県自動車販売店リサイクルセンター」を訪れたのは、市内の小学4年から6年までの合わせて10人の子どもたちです。
県自動車販売店リサイクルセンター菅原弘紀・専務取締役「全部で車の部品は何万点あるか。約3万点」
この体験学習は車の解体を体験し、子どもたちに車のリサイクルや部品の仕組みなどを知ってもらおうと開かれたものです。子どもたちははじめに、使い終えた自動車のおよそ98パーセントが再資源化されていることやどのようにリサイクルされるかについて話を聞きました。
子どもたちはこの後、「ニブラ」とよばれる自動車解体専用の重機を見学しました。
担当者「人力だと1台当たり2時間とかかかってしまう。 機械だと5分から10分でできる」
普段目にすることができない作業に興味津々です。
児童「お!持ち上げた持ち上げた。」
児童「自動車がこんなにたくさんの部品でできているとは 考えたこともなかった」
「これから再利用するの無理だと思うけど。できるならすごい」
そしていよいよ、車の解体に挑戦です。センターの人に教えてもらいながらレンチやドライバーなどの工具を使って部品を外していきます。
ヘッドライトを外す作業のようです。
作業「取れたね。あと引っ張ると取れそう。ライト持っておーすごい」
一方、バンパーを外す作業は車の下に潜り込んで2人がかりで取り組みます。
作業「マルが二つ重なっている間に入れてやる」「せーのよいしょ!やったー」
児童「大変なところもあるけどやってみると結構楽しくてネジを回すところとか固い所もあったけど楽しかった」
「ネジとか多くて結構時間がかかった。部品を外せるとすっきりしてたのしい」
子どもたちは作業を楽しみながら車の仕組みについて理解を深めていました。