山形市の最高気温34.5度 山形県内各地で厳しい暑さ 熱中症の疑いで8人搬送
22日は24節気の1つ「大暑」です。1年で最も暑さが厳しい時期とされています。山形では今シーズン最も高い、34・5度を観測するなど各地で厳しい暑さとなっています。一方、23日以降は大雨に注意が必要です。
県内は高気圧に緩やかに覆われて各地で気温が上がりました。午後5時までに観測された各地の最高気温は山形34.5度、米沢33.5度、村山と東根で33.4度などと、県内5つの観測地点で今シーズンの最高気温を観測しました。各地の消防によりますと、午後4時現在、60代から90代までの男女合わせて8人が、熱中症の疑いで病院に搬送されました。いずれも軽症と中等症だということです。
一方、山形地方気象台によりますと23日から25日にかけて、前線が東北地方に停滞する見込みで、大気の状態が不安定となりそうです。県内では雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。雨雲が予想以上に発達した場合は警報級の大雨となる可能性があります。気象台は落雷や突風、ひょうによる農作物や農業施設などへの被害に注意を呼びかけています。