×

酒田などで災害ボランティアの受け入れ始まる…水に浸かった畳や泥の撤去作業

2024年7月30日 14:58
酒田などで災害ボランティアの受け入れ始まる…水に浸かった畳や泥の撤去作業

記録的な大雨から6日。被害が大きかった酒田市などでは、ボランティアの受け入れが30日始まりました。一方、県内はこれから夜遅くにかけ大雨となる所がある見込みで、土砂災害などに注意・警戒が必要です。

酒田市内の災害ボランティアの活動は午前10時ごろから始まりました。参加したのは県内の他、東北や関東などから駆け付けたおよそ30人です。参加者たちは川が氾濫し床上浸水などの被害が出た八幡麓地区に入り、水に濡れた畳の運び出しや泥の撤去作業に当たりました。県社会福祉協議会によりますと、30日までに酒田市、鶴岡市、遊佐町、戸沢村、鮭川村の合わせて5つの市町村で災害ボランティアセンターが開設されています。

住民「30センチ以上は浸かってしまったので冷蔵庫もすべて駄目になった。助かる 本当にどうしようかと思っていた。」

災害ボランティア「ものすごく近い地域でこういうことがあって何とか誰かの力になれたらと思って。」

山形地方気象台によりますと県内は30日夜遅くにかけ、大気の状態が不安定となり、大雨となる所もある見込みです。30日予想される1時間降水量は多い所で県内全域30ミリです。気象台は庄内・最上を中心に土砂災害などに注意・警戒するよう呼びかけています。