山形県酒田市の中心部に整備が進められてきた新たな商業施設「いろは蔵パーク」が27日、オープンし、初日から大勢の市民などでにぎわいを見せています。

酒田市の中心部「山居倉庫」向かい側の酒田商業高校跡地に整備された商業施設「いろは蔵パーク」は、およそ2万1400平方メートルの敷地内に建つ2棟に山居倉庫から移転した酒田観光物産館「酒田夢の倶楽」などあわせて8つのテナントが入ります。

27日は、オープン記念式典が行われ、酒田市の矢口明子市長ら関係者がテープカットで「いろは蔵パーク」の船出を祝いました。

オープンを待ちかねた大勢の市民らは、東北最大級の売り場面積の生活雑貨販売大手「無印良品」など、真新しい店内を巡り気になる商品を品定めしては、買い求めていました。

訪れた市民「すごい。広くて。いっぱいいろいろな種類のものが入っていてうれしい」

名古屋からの帰省客「買い物しやすいし駐車場も広いし、ちょっとでも酒田が活気出ればいいと思う」

27日にオープンした「いろは蔵パーク・A館」に続き、地元スーパーの「ト一屋」などが入る「B館」は4月18日にオープン予定で、酒田市中心部のにぎわい創出に期待が寄せられています。