山形県内でインフルエンザ患者が急増傾向 「まだ流行の兆しとは言えない」ものの早めの感染予防呼びかけ
山形県内でインフルエンザの患者が急増傾向にあることが山形県衛生研究所の最新の調査で分かりました。県衛生研究所では「まだ流行の兆しとはいえない」とした上で手洗いなど早めの感染対策を呼びかけています。
県衛生研究所の調査によりますと、今月20日までの1週間に県内の定点医療機関で報告されたインフルエンザの患者数は、前の週は1人でしたが、今週は14人と大幅に増加しました。このうち11人は、2歳から14歳までとなっていて、若年層での感染が増えつつあります。
県衛生研究所は「まだ流行の兆しとはいえない」とした上で過去の統計では流行時期にあたるため、必要に応じてマスクの着用や小まめな手洗いなど、早めの感染予防を呼びかけています。
一方、同じ期間に山形県内で報告された新型コロナウイルスの患者数は82人で、前の週より20人減り、7週連続の減少となっています。