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南陽市でワイン用のブドウの収穫最盛期 暑さの影響で1週間早まるものの品質良く

2024年9月4日 17:12
南陽市でワイン用のブドウの収穫最盛期 暑さの影響で1週間早まるものの品質良く

南陽市のワイナリーで今、特産のワインに使われるブドウの収穫が最盛期を迎えています。ことしは暑さの影響で収穫が1週間程度早まりましたが、品質の良いブドウに仕上がっているということです。

南陽市では今、ワイン用のブドウの収穫が最盛期を迎えています。市内のワイナリー・「グレープリパブリック」ではこの時期、従業員に加え、アルバイトやボランティアスタッフを動員し、収穫を行っています。収穫しているのは小粒の品種「デラウェア」です。今の時期は、多い時で1日3トンほど収穫することもあるといいます。4日は、従業員ら6人が生育の良くない実を取り除きながら、収穫作業に当たりました。

グレープリパブリック・醸造チーフ小野燿巧さん「腐った実からはすっぱい香りがしてしまうのでその実は落としてキレイな部分を使う」

ワイナリーによりますと、ことしは、収穫前に雨が多く実割れなど品質が悪くなる被害が心配されましたが、糖度も酸味も十分な仕上がりになっているということです。

グレープリパブリック・醸造チーフ小野燿巧さん「ことしは梅雨の期間が長く収穫期前の雨も多かったのでどうなるか不安だったが酸味と糖度も上がってきて収穫できる状況になった。ブドウの力強さを引き出しキレイでクリーンなワインにしていきたい」

こちらのワイナリーでは来週までデラウェアの収穫を行う予定です。ことし収穫したブドウを使ったワインは、早ければ来年1月ごろに完成するということです。