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サクランボの栽培が始まってから再来年で150年 山形県が記念事業実施へ

2023年12月8日 17:44
サクランボの栽培が始まってから再来年で150年 山形県が記念事業実施へ

山形県内でサクランボの栽培が始まってから再来年に150年を迎えます。県は8日、企業や県外の産地などと連携し、大規模な記念事業を展開していく考えを示しました。

これは、県議会の一般質問で、農林水産部の地主徹部長が明らかにしました。

県農林水産部・地主徹部長「令和7年(2025年)をサクランボをはじめとする本県の果樹産業にとって記念すべき年、いわば『山形フルーツ150周年』として位置づけていく」

サクランボは明治8年、1875年に県内で栽培が始まったとされていて、再来年は栽培開始から150年となります。記念の年を控えて、県は市町村や企業、それに県外の産地などと連携し、記念事業を展開していくとの考えを示しました。

県農林水産部・地主徹部長「先人の挑戦の歴史を振り返り果樹農業の未来を展望する機会ととらえている。今後50年、100年の果樹王国山形のあり方を県民ひとりひとりが考え行動するきっかけとなる事業を実施していく」

具体的な取り組みの内容は検討中ですが、県は、事業に関する費用を来年度予算に計上する方針です。