南陽市の大規模な山林火災 発生から9日目で鎮火 市対策本部が被害状況を報告
南陽市の大規模な山林火災は、発生から9日となった12日、鎮火しました。南陽市は13日、災害対策本部員会議を開き、これまでの被害状況を報告しました。
南陽市の秋葉山で5月4日に発生した大規模な山火事は、9日目の12日午後6時に 火が消し止められたことが確認されました。
これをうけて南陽市は12日午前、本部員会議を開催しました。市は、焼失面積は速報値でおよそ137ヘクタールで、70代の男性1人が足にやけどをしたほか、山小屋2棟のほか仮設トイレなどが焼けたなどの被害を報告しました。
白岩孝夫南陽市長「消防には慎重な鎮火の判断をお願いしていたので、できることはすべてやった上で鎮火となりホッとしている。こういった山火事が起きないよう火の取り扱いには細心の注意を払いみんなで安心安全な生活を守れるようにお願いしたい」
災害対策本部は今回の会議で解散し、市は今後、消防と協力しながら被害状況の調査を実施するとしています。また、調査があるため秋葉山への立ち入りは当面控えるよう呼びかけています。