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白鷹・あゆーむで「オールドノリタケ名品展」優雅で華麗なデザインに日本の繊細な技術が融合 9月16日まで

2024年9月9日 11:59
白鷹・あゆーむで「オールドノリタケ名品展」優雅で華麗なデザインに日本の繊細な技術が融合 9月16日まで

明治時代から昭和にかけて制作され西洋のきらびやかなデザインと日本の繊細な技術の融合が特長の人気アンティーク陶磁器・「オールドノリタケ」を集めた展示会が白鷹町で開かれています。

オールドノリタケは、今から100年以上前の明治から昭和初期にかけて、海外への輸出用として、名古屋市の則武地域で生産された陶磁器です。当時、ヨーロッパやアメリカで流行していた優雅で華麗なデザインに日本の繊細な技術が組み合わさった独自の西洋陶磁器として、現在も高い人気があります。

こちらは当時、アメリカのデザイナーが描いた陶磁器のデザインノートです。これを基に日本の工房で作られたのが「チョコレートポット」。形状や色、装飾などすべてデザインノートに基づいて忠実に作られています。

会場には、細かい装飾や金で彩られたティーセットや花瓶など合わせて120点が展示されていて、訪れた人たちは細やかなデザインと技法に見入っていました。この「オールドノリタケ名品展」は、9月16日まで、白鷹町文化交流センター「あゆーむ」で開かれています。