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「日本中の皆さんに夢と希望を」スキー競技の国民スポーツ大会「やまがた雪未来国スポ」開幕 4日間にわたって雪上の熱戦

2024年2月21日 20:25
「日本中の皆さんに夢と希望を」スキー競技の国民スポーツ大会「やまがた雪未来国スポ」開幕 4日間にわたって雪上の熱戦

4日間にわたる雪上の熱戦の幕開けです。スキー競技の国民スポーツ大会「やまがた雪未来国スポ」が21日開幕し、山形市で開始式が行われました。


山形市のやまぎん県民ホールで行われた開始式。始めに花笠音頭や和太鼓が披露され、選手たちを歓迎しました。

そして、北海道を先頭に47都道府県の旗手が入場。最後に山形県選手団のクロスカントリーに出場する須賀愛依選手が入場しました。

山形県内での大会開催は、2014年の「やまがた樹氷国体」以来10年ぶり7度目で、全国から選手・監督などおよそ1700人が参加します。

式では、吉村美栄子知事が「それぞれの郷土の栄えある代表として熱戦を繰り広げてほしい」と選手を激励し、大会開始を宣言しました。

そして、選手を代表して、真室川レーシングチームのクロスカントリーに出場する青木富美子選手が選手宣誓しました。

真室川レーシングチーム・青木富美子選手「能登半島地震で被災された人達をはじめ、日本中の皆さんに夢と希望を届けることができるよう全力で競技することを誓います」

真室川レーシングチーム・青木富美子選手「先生方や後輩などが一生懸命(コースに)雪を搬入してて、私たち選手も役員も含めてみんなで成功させる国体だと思う」

日本体育大学・新庄北高出須賀愛依選手「(国スポが)地元の山形県で開催されるということで、たくさんの地元の人の声援を力に変えて頑張っていきたい」

競技の日程は、ジャイアントスラロームが最上町の赤倉温泉スキー場で22日から24日まで。クロスカントリーは上山市の坊平高原クロスカントリー競技場で同じく22日から24日までです。ジャンプは22日、山形市のアリオンテック蔵王シャンツェで行われます。また、ジャンプとクロスカントリーの2種目の合計点数を競うコンバインドは23日に行われます。