チキンラーメンのキャラクター「ひよこちゃん」などを手がけたデザイナーで、北杜市清里の地域再生に取り組む中野シロウさんが自宅を改装したホテルを1月にオープンしました。ビンテージの玩具など約3万点が飾られた、まるで博物館のようなホテルを取材しました。
北杜市高根町清里にオープンした「ナカノミュージアムホテル」です。
中野さんが住んでいた家を改修して完成させました。
デザイナー 中野シロウさん
「アートとかいろいろな感性があると思うが、僕は一番“おもちゃ”がアートとしてとがっていると思う」
このホテルの最大の目玉は、中野さんが収集した約3万点に上るビンテージの玩具や雑貨です。
デザイナー 中野シロウさん
「このおもちゃは『ロボットマン』というが」
デザイナー 中野シロウさん
「玩具の中で一番好きで、これをメインに飾る場所をつくりたいなと思った。これがデザイナーを目指すきっかけになった」
デザイナー 中野シロウさん
「自分の作った一つの作品の中に入ってもらって、何かを感じて欲しい場所」
宿泊は1日1組限定のいわば全館貸し切り。
中野さん自慢のコレクションを独り占めすることができます。
宿泊料金は周辺のホテルに比べて割高ですが、ほかにはない付加価値の高い体験ができると中野さんは意気込みます。
デザイナー 中野シロウさん
「ここは僕が住んでいた家なので、自分の発想がいろいろ浮かぶようにつくってある」
デザイナー 中野シロウさん
「外が見えなければ窓をつくるし、子どもっぽい部屋とかいろいろな事が想像できる楽しい空間だと思うので、泊まってもらって感じてもらいたい」
最終更新日：2025年1月31日 13:18
