ビームスが道の駅富士川のブランドづくりをアドバイス コストコ開業による観光客増加を見込み 山梨県
会員制スーパーコストコの開業で観光客の急増が見込まれる道の駅富士川について、セレクトショップのビームスがブランドづくりをアドバイスすることが、県関係者への取材で分かりました。
県関係者によりますと、道の駅富士川のブランドづくりをアドバイスするのは、セレクトショップのビームスグループで自治体などの支援を行うビームスクリエイティブです。
県は南アルプス市で準備が進む会員制スーパーコストコが完成した際に中部横断道で県内入りする観光客が急増すると想定。玄関口の一つである道の駅富士川を山梨の魅力発信基地として捉え、発信力の強化へ向け提案企業を募集。ビームスは、セレクトショップとして国内外のブランド品を広く紹介していて、実績が評価されたということです。
ビームスが道の駅富士川や県内産業の実情を調べた上で、来月末までに県に報告し、報告をもとに県が道の駅を設置する富士川町に提案するということです。
ビームス クリエイティブは「地域の商品を並べる道の駅はセレクトショップに通ずる一面がある。ノウハウを最大限生かして事業に取り組みたい」とコメントしています。
一方、富士川町は「ビームスのブランド力や企画力、若者への訴求力に期待したい」としています。