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土砂災害と地震 複合災害を想定した救助訓練 被災者救出の手順など確認 山梨県

2024年9月3日 20:55
土砂災害と地震 複合災害を想定した救助訓練 被災者救出の手順など確認 山梨県

 土砂災害と地震が複合的に発生したことを想定した災害救助訓練が3日、中央市で行われました。

 訓練は今年元日に発生した能登地震や全国で相次ぐ台風などによる風水害を受け、大規模災害に備えようと山梨県警と山梨大医学部などが合同で実施。

 台風が近づき大雨による土砂災害が発生している中、さらに中央市を震源に震度7の地震が発生したという想定で行われました。

小山田記者
「土砂に巻き込まれ、生き埋めになった人の救出作業が行われています」

 訓練では土砂に埋められ、車内に取り残された人や倒壊家屋に取り残された人の救出の手順を確認しました。

南甲府署警備課 保坂敬 課長
「悪天候の中の訓練でしたが隊員たちが非常によく動いていたので、効果的な訓練になった。様々な想定を考えながら、現場の対応力を上げていきたい」

このほか、遺体の身元確認のため歯型などで特定を進める作業なども行われ、より実践的な訓練となりました。

 県警では今後も各署で連携しながら、訓練を実施したいとしています。

    山梨放送