高級腕時計強奪 新たにリクルーター役の男ら2人検挙 1人は不起訴に 山梨
去年7月、甲府市中心街の店舗で2500万円相当の高級腕時計が奪われた強盗事件で、県警は18日までに実行犯を集める役割の男ら2人を検挙したと発表しました。1人はすでに不起訴となっています。
警察によりますと、この事件で実行犯を集めるリクルーター役を担ったとして今年6月、群馬県に住む無職の男(当時29)を強盗などの疑いで逮捕しましたが、甲府地検は不起訴処分としました。
また、逃走用の車やスクーターの手配や実行犯を集めるのに関わったとして、埼玉県に住む会社役員の男(当時21)を強盗などの疑いで書類送検しました。
このほか、県警は逃走用の車やスクーターを手配したとして強盗ほう助などの疑いで逮捕したペルー国籍の男を群馬県大泉町の建設作業員、ノボリカワ・タバ・ハロルド容疑者(当時27)と明らかにしました。甲府地検は強盗予備罪に切り替え、ノボリカワ容疑者を起訴しているということです。
この強盗事件を巡り、検挙されたのはこれで12人となりました。奪われた時計は見つかっておらず、警察は引き続き、捜査を進めています。