リニア建設工事の差し止め訴訟が結審 原告の南アルプス市の沿線住民ら最終弁論 山梨県
南アルプス市の沿線住民らが、リニア建設工事の差し止めを求めた裁判が開かれ、最終弁論が行われて結審しました。
裁判は、南アルプス市のリニア建設予定地の沿線住民らが騒音や日照不足などによる住環境の悪化を主張し、 JR東海に市の住宅地内約5キロの工事差し止めと、一人当たり100万円の慰謝料を求めているものです。
26日、最終弁論が行われ、原告側がJR東海の土地の保障の在り方などを批判し、 「JR東海には沿線住民を心配していないことが根底にある」などと指摘しました。一方、請求棄却を求めているJR東海は意見を述べず、裁判は結審しました。
判決の期日は後日指定されます。