「部屋の片付け、嫌になって火を付けた」住宅全焼は放火の疑い 住人の37歳男を逮捕 山梨

　19日未明、市川三郷町で住宅などを全焼した火事で、この家に住む37歳の男が放火の疑いで逮捕されました。

　現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは市川三郷町楠甫の無職、望月公博容疑者（37）で、19日午前2時ごろ、自宅の和室の畳に火をつけ、木造平屋の母屋と離れ、合わせて2棟を全焼させた疑いが持たれています。

　現場から車で逃走し、長野県内にいるところを捜査員が見つけ、19日夜に逮捕しました。

　犯行の際、家にいたのは望月容疑者1人で、火事によるけが人はいませんでした。

　調べに対し、望月容疑者は「部屋の片づけをしていて、嫌になって火をつけた」などと話し、容疑を認めているということです。