【速報】大阪・関西万博「大屋根リング」が“世界ギネス記録”に認定 世界最大の木造建築物に

大阪・関西万博会場の「大屋根リング」が「世界最大の木造建築物」としてギネス世界記録に認定され、万博会場の夢洲では4日、認定証の授与式が行われました。
万博会場の「大屋根リング」の全周は約2キロメートル、幅が約30メートル、高さは最大20メートル。会場のコンセプトである「多様でありながら、ひとつ」を表現するシンボルです。日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた「貫(ぬき)」と呼ばれる接合に、現代の工法を加えて建築されました。屋上からは会場全体や大阪の街並みを見渡すことができます。
建築面積(水平投影面積)は6万1035平方メートルで、この面積が「世界最大の木造建築物」としてギネス世界記録に認定されました。
日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は4日の授与式で、「主催者として大変光栄であり、喜ばしいこと。世界が新型コロナや知己紛争で分断の危機にある中、大屋根リングによって、人と人、国と国が結ばれ、世界がつながりを取り戻すことを心から願っている」と述べました。
万博の期間中には、会場内にギネス世界記録を記念したプレートを設置される予定です。