【事件直前の2人の映像】ミナミのホテルに17歳少女の遺体、死因は窒息死と判明、逃走中の男が殺害か「めっちゃしゃべるし笑う子」「みんなを笑顔にしてくれた」
大阪市内のホテルで、17歳の少女の遺体が見つかった事件で、少女の死因が首を絞められたことによる窒息死であることがわかりました。警察は、一緒にホテルに入った男が少女を殺害したとみて行方を追っています。
これは大阪・ミナミの繁華街に設置された防犯カメラの映像です。
9月28日の夕方、リュックを背負った黒っぽい服を着た男が、時折スマートフォンを見ながら、誰かを待っています。
その数分後、道路の奥から男は少女と一緒に歩いてきて、そのままホテルの中に入っていきました。
この約5時間半後の午後11時ごろ、少女はホテルのベッドの上で遺体で見つかりました。
そして、1日行われた司法解剖の結果、死因は首を絞められたことによる窒息死であることが分かりました。死亡推定時刻は午後6時半ごろだということです。
属ちひろ記者
「一方で、一緒にホテルに入った男は部屋におらず、ホテルの玄関から出た形跡もなかったということです」
捜査関係者によりますと、付近の防犯カメラには、ホテルに入ってから約1時間後には男が外を歩いている様子が…。
2人がいた部屋のドアは施錠されていましたが、窓には鍵がかかってないことから、男は窓から逃走した可能性があるということです。
突然、命を奪われた17歳の少女。
少女を知る人は…。
少女の知人
「仲いいグループがあれば、そこではめっちゃしゃべるし、笑う子。今年の夏、8月に最後に会ったが、 しゃべったのではなくて、顔見て『やっほー』と言ったくらい。(亡くなったと知って)びっくりした、つらい」
元アルバイト先の店長
「すごく前向きで明るい感じで、人間的にも、人のことを思いやれる。 毎日みんなを笑顔にしてくれていた」
アルバイトをしていた店の店長によると、少女はネイリストを目指していて、事件の3日前には、新しい仕事の面接が決まったと喜んでいたといいます。
元アルバイト先の店長
「『勝ち取る』って、前向きな感じのメッセージが返ってきたので、本音で話せる距離感で関わっていたので、ずっと悔しいですね」
警察は、男が少女を殺害したとみて行方を追っています。