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米政府、イスラエルと連携しイランのミサイル迎撃 バイデン大統領「攻撃は失敗」

2024年10月2日 12:10
米政府、イスラエルと連携しイランのミサイル迎撃 バイデン大統領「攻撃は失敗」

アメリカ政府は、イスラエルと連携してイランのミサイルを迎撃したと明らかにし、攻撃は失敗に終わったとしています。

アメリカ バイデン大統領
「いま分かっていることを踏まえると、イランの攻撃は失敗し、効果はなかったようだ。イスラエル軍とアメリカ軍の軍事力の証しだ」

バイデン大統領は1日、イスラエルへの全面的な支持を改めて強調しました。今回の攻撃について国防総省は、イランが今年4月に行った攻撃のおよそ2倍の規模としています。

サリバン大統領補佐官は会見で、イランは200発近くのミサイルを発射したものの、アメリカ軍の駆逐艦がイスラエル軍と連携し迎撃したと述べました。サリバン氏は、「今回の攻撃に厳しい結果が伴うことは明らかだ」と警告し、今後の対応についてイスラエルと協議する考えを示しました。

一方、国連のグテーレス事務総長は声明で、「エスカレートする一方の中東での紛争拡大を非難する」と述べた上で、「絶対に停戦が必要だ」と訴えました。

国連の安全保障理事会は2日に緊急会合を開き、対応を協議する予定です。

最終更新日:2024年10月2日 12:10