イランがイスラエルにミサイル攻撃を行うなど緊迫する中東情勢をめぐり、国連の安全保障理事会は、2日に緊急会合を開くことを決めました。

イスラエルのダノン国連大使は1日、イランによるイスラエルへのミサイル攻撃を受け、国連安保理の緊急会合を要請したことを明らかにしました。

会合は、日本時間2日午後11時から開かれる予定です。

ニューヨークの国連本部で会見を開いたダノン国連大使は、「我々は自国民を守る。行動を起こす」と強調した上で、「イランは間もなく自らの行動の結果を思い知ることになる。その報いは、痛みを伴うものになるだろう」と警告しました。

国連のグテーレス事務総長は、「エスカレートする一方の中東での紛争拡大を非難する」として停戦を求めていますが、さらなる報復の連鎖への懸念が高まっています。