ゼレンスキー大統領、ロシアを和平実現に「追い込む必要がある」 国連安保理に出席
ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、国連の安全保障理事会に出席し、ロシアを和平の実現に「追い込む必要がある」と訴え、国際社会に団結を求めました。
ゼレンスキー大統領「いつの日か、この議場で『ロシアのウクライナに対する戦争が終わった』と伝えられるでしょう。停戦したり、忘れられたりするのではなく、完全に終わったと」
国連安保理の会合でゼレンスキー氏は、このように述べた上で、「この戦争における唯一の侵略者であり、国連憲章の違反者であるロシアを和平に追い込む必要がある」と訴えました。
ゼレンスキー氏の演説中、終始スマートフォンをいじるロシアのネベンジャ国連大使。演説では、ゼレンスキー氏について「世界を第3次世界大戦という奈落の底に突き落とすこともいとわないワンマン独裁政権だ」と批判しました。
記者「ゼレンスキー大統領です。ゼレンスキー大統領が今からトルコのエルドアン大統領との会談に向かいます」
このほかにもゼレンスキー氏は、アメリカのバイデン大統領やハリス副大統領とも会談する予定で、ロシアとの戦争終結に向けた「勝利計画」への支持を求めるものとみられます。