ゼレンスキー大統領、米国の砲弾工場を訪問 ロシアとの戦闘に使用
ウクライナのゼレンスキー大統領が国連総会に出席するため、アメリカに到着し、ロシアとの戦闘に使われる砲弾の製造工場を訪問しました。
AP通信によりますと、22日、アメリカに到着したゼレンスキー大統領は、ペンシルベニア州にある砲弾の製造工場を訪れました。
工場では、ロシアとの戦闘に使われている155ミリ砲弾が製造されていて、ウクライナはこれまでに300万発以上を受け取っています。
ゼレンスキー氏はSNSに「民主主義の世界が勝利できるということを実感できる場所だ」と投稿し、面会した工員たちに感謝を伝えたと明かしました。
今回のアメリカ訪問でゼレンスキー氏は、国連総会で演説するほか、バイデン大統領やハリス副大統領とも会談する予定です。
ロシアとの戦争終結に向けた「勝利計画」への支援を求めるほか、長距離ミサイルを使用したロシア領内への攻撃を認めるよう、求めるとみられます。