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【速報】ゼレンスキー氏、国連で演説 バイデン氏「露の侵攻は失敗」

2024年9月25日 5:34
【速報】ゼレンスキー氏、国連で演説 バイデン氏「露の侵攻は失敗」

国連の安全保障理事会で、ウクライナのゼレンスキー大統領が演説しました。

現地ニューヨークの国連本部から中継です。

国連本部では、現在も安保理のウクライナ会合が続いています。ゼレンスキー大統領は、平和のために「必要なのは決意だ」と述べ、各国に団結を呼びかけました。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「いつの日かこの議場で『ロシアのウクライナに対する戦争が終わった』と伝えられるでしょう。停戦したり忘れられたりするのではなく完全に終わったと」

ゼレンスキー氏は、このように述べた上で、「この戦争における唯一の侵略者であり、国連憲章の違反者であるロシアを和平に追い込む必要がある」と訴えました。

一方、ロシアのネベンジャ国連大使は、会合の冒頭、ゼレンスキー氏が参加する安保理会合が開かれることに激しく反発しました。

これに先立ち、アメリカのバイデン大統領は、国連総会の一般討論演説を行いました。

アメリカ バイデン大統領
「プーチンの侵攻は失敗した。ウクライナを破壊しようとしたが、まだウクライナは自由だ」

バイデン氏は、「ウクライナへの支援を緩めない」と強調し、ウクライナのために立ち上がるよう訴えました。

また、ガザ情勢をめぐっては、「今こそ当事者が停戦の条件を確定し、人質を帰国させ、この戦争を終わらせる時だ」と訴えました。

さらに、イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラによる攻撃の応酬が激しさを増す中、「全面戦争は誰の利益にもならない。外交的な解決はまだ可能だ」と緊張緩和を呼びかけました。

紛争当事国の首脳らが一堂に会する中、安保理は25日に首脳級会合を開く予定で、事態の打開に向けた糸口を見出せるかが焦点です。

最終更新日:2024年9月25日 5:43