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パレスチナで「戦争終わらせるべき」バイデン大統領、在任中最後の国連演説

2024年9月25日 11:44
パレスチナで「戦争終わらせるべき」バイデン大統領、在任中最後の国連演説

アメリカのバイデン大統領は、国連総会で在任中最後の一般討論演説にのぞみ、パレスチナ情勢について「戦争を終わらせるべきだ」と双方に訴えました。

アメリカ バイデン大統領「今こそ両当事者が(停戦の)条件を確定し人質を帰国させ、ハマスの計画からイスラエルとガザを解放して安全を確保し、ガザの苦しみを和らげ戦争を終わらせるときだ」

24日、ニューヨークの国連本部で演説をしたバイデン大統領はこのように述べ、イスラエルとイスラム組織ハマス双方に交渉の早期妥結を訴えました。

さらにイスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラによる攻撃の応酬が激しさを増す中、「全面戦争は誰の利益にもならない。外交的な解決はまだ可能だ」と述べ、緊張緩和を呼びかけました。

また、イランのペゼシュキアン大統領はイスラエルがヒズボラに対して大規模な攻撃を行っていることについて、大勢の犠牲者が出ているとして、「地域や世界を巻き込む前に終わらせるべきだ」と訴えました

さらに、トランプ前大統領が一方的に離脱した「核合意」を再建するためアメリカなど参加国と協議を行う準備があると対話を呼びかけました。

最終更新日:2024年9月25日 11:44