イランのペゼシュキアン大統領 国連総会でイスラエルを非難、恒久的な停戦を求める
アメリカ・ニューヨークで行われている国連総会で、イランのペゼシュキアン大統領は、イスラエルはガザで大量虐殺を行っていると非難し、恒久的な停戦を求めました。
イランのペゼシュキアン大統領は24日、国連総会で演説しました。
その中で「イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区で残虐行為を実行し、11か月の間に4万1000人以上の罪のない人々を冷酷に殺害したのを世界は目撃した」と述べ、イスラエルは大量虐殺を行っているとして、激しく非難しました。
また、「イスラエルはガザで敗北しており、どんなに野蛮な暴力を振るっても、その無敵神話を回復することはできない」と述べ、国際社会に恒久的な停戦を実現するよう求めました。
さらに、イスラエルがレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対して、大規模な攻撃を行っていることについても、大勢の犠牲者が出ているとして、「地域や世界を巻き込む前に終わらせるべきだ」と訴えました。