部下の女性に性的暴行の罪　元大阪地検検事正が起訴内容認める方針　逮捕直後は「同意あった」と否認

　部下の女性に性的暴行を加えた罪に問われている元大阪地検検事正で弁護士の男が、起訴内容を認める方針であることが分かりました。

　元大阪地検の検事正で、弁護士の北川健太郎被告（65）は、検事正在任中の2018年9月、大阪市内の官舎で、酒に酔って抵抗が難しい状態だった当時の部下の女性に対し、性的暴行を加えた罪に問われています。

　北川被告は、被害を受けた部下の女性らと私的に複数人で飲食した後、官舎で2人きりになった際に犯行に及んだということです。

　北川被告は逮捕直後には、「同意があったと思う」などと否認していましたが、その後の関係者への取材で北川被告が起訴内容を認める方針に転じたことが分かりました。

　裁判は10月25日に始まる予定です。