【衆院選】与党内に「森山幹事長の辞任は不可避」の声も 自民党本部から中継
【衆院選】自民党本部から与党担当・前野記者の報告です
自民党本部、総裁室や幹事長室がある4階にいます。日付が変わったこの時間になっても石破首相や森山幹事長、小泉選対委員長が党本部に残っています。
今後は執行部が責任をどう取るかが当面の焦点となります。
石破首相は選挙の結果は厳しいとしながらも、これまでに辞任する考えはないと明らかにしています。森山幹事長も今の時点では周囲に対して続投する考えを示していますが、自民党幹部の1人は「この結果で幹事長が辞めない選択肢はない」と話していて、辞任は不可避との声が与党内では高まっています。
また、最終的に与党が過半数割れした場合にどう政権を運営していくかも焦点となります。
小幅に過半数割れした場合は、裏金議員など非公認で当選した議員を追加公認したり、無所属で政策が近い議員を取り込んだりすることも模索するとみられます。
一方、大幅に過半数に足りない場合は、国民民主党など野党との連携・協力を模索することになるとみられます。
ある自民党幹部は「過半数まで足りない数がいくつかが確定しないと次のシナリオは描けない」と話していて、開票結果をギリギリまで見守っている状況です。
2024年10月28日放送「zero選挙」より