燃料価格が高騰する中、長崎知事は緊急対策として低所得世帯に灯油36リットルと交換できる助成券を配布すると21日、発表しました。

　県によりますと、この緊急対策は住民税が非課税となっている県内の約8万3000世帯が対象で、18リットルの灯油と交換できる助成券を2枚配布します。

　低所得世帯向けの国の給付金が支給されるまでのつなぎ対策として行うもので、月内をめどに各市町村の福祉協議会で申請の受け付けと配布を始めます。

長崎知事
「県民の皆さまの健康を守れるように、県としても全力を尽くしていきたい」

　県は今回の緊急対策の事業費として、約2億8000万円を見込んでいます。