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京都・舞鶴市で1時間に70回超の雷 祇園祭も突然の雨 近畿各地で“ゲリラ雷雨”大気の状態不安定に

2024年7月24日 17:42
京都・舞鶴市で1時間に70回超の雷 祇園祭も突然の雨 近畿各地で“ゲリラ雷雨”大気の状態不安定に

 24日も全国的に大気の状態が非常に不安定で、近畿地方では局地的に急な雨や雷が伴ういわゆる“ゲリラ雷雨”に見舞われました。

 天気カメラが捉えたのは、24日朝の京都府舞鶴市。午前6時すぎから厚い雲に覆われて、強い雨。辺りは視界が見通せないほど真っ白に!

 「ドーン、ドーン」

 激しい雷の音が繰り返し鳴り響きました。気象台によると、当時、舞鶴市では大雨注意報と雷注意報が出されていて、わずか1時間で少なくとも70回以上の雷が観測されました。

 「エンヤラヤ~」

 一方、京都市内で午前9時半から始まったのは、祇園祭・後祭の山鉾(やまほこ)巡行。強い日差しのもと、豪華絢爛(けんらん)な山と鉾が都大路を彩ります。

 ところが、午後になると…。

 「ドーン」

 藤枝望音 記者
「午後1時です。今、激しく雨が降ってきました」

 突然の雷と大雨にもかかわらず、曳(ひ)き手たちはその手を緩めることはありませんでした。

 祇園祭を見に来た人
「雷が鳴って、いきなりバっと(雨が)降りました」
 (Q、足元とか大丈夫?)
「もうベチャでベチャです」

 大気の状態が非常に不安定になったのは、全国でも。

 三浦隆志 記者
「川口駅前の中華料理店の看板が落下しました。突風によるものと思われます」

 24日午後1時ごろ、埼玉県川口市の駅前にあるビルに設置された看板が落下し、歩行者とみられる男性1人がケガをしました。現場付近では当時、激しい突風が吹いていて、警察が詳しい状況を調べています。

 このあとも激しい雨や雷雨の可能性があり、天気の急変には注意が必要です。