【速報】МRI検査でがん兆候指摘も、医師所見見落とす医療ミス 翌年に肺腺がん・リンパ節にも転移 兵庫県立がんセンター
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兵庫県は24日、県立がんセンターで、80代の男性患者について、МRI定期検査でがんの兆候を認識していたにもかかわらず、担当医が所見を見落とし、がんが転移する医療ミスがあったと発表しました。
県によりますと、男性患者は2022年12月、膵のう胞の経過観察のため、МRI定期検査を受けました。結果を確認した医師は肺に結節の可能性があることを指摘し、CT検査など追加の検査を実施するよう記載しました。
しかし、担当医師がこの記載を見落とし、検査を行っていなかったということです。
■翌年の検査で「肺腺がん」と診断、リンパ節にも転移
2023年12月の定期検査で腫瘍が見つかり、前年の検査での見落としが発覚。CT検査を実施したところ、肺腺がんと診断され、リンパ節への転移も確認されたということです。
病院側は、「県立病院として、安全な医療の提供に努める中で、このような事案が発生したことについて、大変申し訳なく思っております。今後より一層、医療安全対策の取り組みを進め、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。