土石流発生の米原市「緊急安全確保」続く 住民が避難所などで一夜過ごす シカの食害の影響か 滋賀
25日に土石流が発生した滋賀県米原市では、今も警戒レベルが最も高い「緊急安全確保」が続いています。
読売テレビ 高橋和也カメラマン
「一夜明けた今も集落一帯に土砂が残っています」
25日夕方、米原市の伊吹地区で土石流が発生し、地区の313人に緊急安全確保が出されました。7月1日にも、ほぼ同じ場所で土石流が起きていて、昨日の激しい雨により再び発生したとみられています。
緊急安全確保は現在も続いていて、7世帯14人が避難所などで一夜を過ごしました。
見舞いに来た住民
「こんな暑い時やで、避難している方の洗濯ができないと思い(着替えを)持ってきてあげたんです」
土石流の最大の原因は「鹿の食害」とみられていて、市がシカの駆除などの対策を進める方針を示していました。