【お盆】亡き人に思いをはせながら…京都・東山の大谷祖廟に多くの人が墓参り　市内は33℃超える暑さ

　お盆を迎え、京都・東山の大谷祖廟（そびょう）には、朝から多くの人が墓参りに訪れています。

　山の斜面に約1万基の墓が立ち並ぶ東本願寺の大谷祖廟には、朝早くから、花や水おけを手にした多くの家族連れらが訪れています。

　京都市内はすでに33℃を超える暑さで、訪れた人たちは汗をぬぐいながら墓石を清めた後、静かに手を合わせ、亡き人に思いをはせました。

　訪れた人
「年末におばあちゃんが亡くなって、そのことも思い出しながらお参りしました」
「だんだん来られなくなって、毎年これで最後と思っているけど、今年も参れました」

　大谷祖廟では14日から3日間、恒例の「万灯会」が行われ、約1万の提灯（ちょうちん）に灯りがともされます。