ウクライナ軍、ロシア越境攻撃 プーチン氏「絶滅への道」
ウクライナ軍は12日、ロシアへの越境攻撃でおよそ1000平方キロメートルを制圧したと明らかにしました。
ゼレンスキー大統領は、今回の攻撃は「プーチン政権の終えんにつながる大惨事」だと成果を強調しています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、ロシア西部クルスク州への大規模な越境攻撃をめぐり、「プーチン政権の終えんにつながる大惨事」だと成果を強調した上で、「戦争に固執するロシアは和平を強いられるべきだ」と訴えました。
ウクライナ軍の総司令官は、越境攻撃によって、これまでに、クルスク州のおよそ1000平方キロメートルを支配下に置き、戦闘は継続中だと明らかにしました。
一方の、プーチン大統領も各地の首長らと対応を協議し、「ウクライナは、絶滅への道を進み始めた」と述べた上で「撃退する」と強調しました。
また、今回の越境攻撃の狙いについて交渉で優位に立つことを狙ったものだとした上で、「民間人を無差別に攻撃する連中とどんな交渉ができるのか」と批判しています。