“ウクライナ軍兵士300人が越境攻撃”プーチン大統領が批判「大規模な挑発」
ロシアのプーチン大統領は7日、ウクライナと国境を接する西部クルスク州にウクライナ軍が越境攻撃を仕掛けたとして、「大規模な挑発」だと批判しました。
ロシアメディアによりますと、西部クルスク州で6日、ウクライナ軍の兵士、最大300人が、戦車や装甲車を用いて越境攻撃を仕掛け、ロシア軍と激しい戦闘となっているということです。
ロシア側は住民ら少なくとも5人が死亡したとしていて、プーチン大統領は7日、「ウクライナは民間の住宅や救急車などに無差別に砲撃している」「大規模な挑発行為だ」と発言し、関係機関と対応を協議すると述べました。
ロシア国防省は、「領内の奥深くには侵入を許していない」としていますが、独立系メディアは、ウクライナ軍がロシア領内の11の村を制圧したという情報も伝えています。