「死ねないなら退任しなよ」会社社長を脅迫 三菱UFJ銀行元副支店長が起訴内容認める 懲役1年求刑
会社社長に脅迫メッセージを送ったなどとされる三菱UFJ銀行元副支店長の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。
三菱UFJ銀行の元副支店長、松田忠士被告(52)は、今年3月以降、自身が株を持つ会社の社長に対し、問い合わせフォームから、「死ねないなら、退任しなよ」「反社勢力を彷ふつさせる取り立て行為をさせる」などと脅迫するメッセージを送り、辞任するよう迫ったとされています。
松田被告は偽名を使ってメッセージを送っていて、六代目山口組組長と同じ「司忍」と名乗ったこともあったということです。
25日の初公判で、松田被告は起訴内容を認め、「私の言動は許されるものではなく、深く反省しています」と謝罪しました。
一方、検察側は「一方的かつ執ように脅迫しており、被害者に身の危険を感じさせた」と指摘し、懲役1年を求刑しました。
判決は来年1月9日に言い渡される予定です。